いにしえの都4
最近は猫のお話ばかりでしたが、今回は久々に旅の紹介です。
こちらは京都、等持院の庭です。
室町幕府、足利将軍家も菩提寺であり、歴代将軍の木像が安置されているので、行ってそちらを見てみたかったのですが、残念ながらそちらは改装工事で入れませんでした。
それでも、こちらのお庭は素晴らしく、冬の薄曇りの中で一際椿の彩が鮮やかでした。
京都の旅のハイシーズンというと、春と秋が一般的ですが、私は夏と冬にもよくいきます。オフシーズンという事もあって人が疎らなのと、神社仏閣の雰囲気がより際立つと思うのです。
まあ、諸費用も抑えられますし😊
この様に、造りがシンプルなお寺には冬の張り詰めた空気がよく似合います。
春と秋の鮮やかな彩に飾られるのも実に見事ですが、それらを一切取り去った、その寺社自体の荘厳さが際立つ冬の旅もまたよいものです。
何より、写真に人が映りません( ´艸`)私は自撮りすらしませんし。
こちらは京都御所の庭です。
この池も素晴らしいのですが、京都御所は随所に松があるのですが、それがまた見事で。抱えきれない程の太い幹に、地を這う様な枝の、正に龍を思わせる立派な松が無数にあるのです。
京都御所は殊、松に注力しているように思えます。長寿の象徴だからでしょうか。